味噌作りで母の味を伝えたい

POSTED ON 2017.02.11

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味噌作り

去年から滋賀県の愛東町に畑をかりて、味噌作りの為に無農薬の大豆を育ててきました。畑を耕し、大豆を撒いて、土寄せして、雑草を抜き、脱穀して、ようやく来週末の味噌仕込みに向けて、手作業で大豆の選別をしているところです。

私は、亡き祖母が味噌作りや梅干し作りを自宅でする家庭で育ったため、なんとなく味噌や梅干しは買うものではなく作るものだと思って生きてきました。梅の木が庭にあったので、時期になると梅を落として拾って…という行事の記憶もしっかり残っています。

結婚して子どもが生まれるまでは、実家から送ってもらい食べていましたが、娘が生まれてからは、梅干しも味噌も自分で作れるようにして、娘に伝えていきたいなと思うようになりました。祖母が作った赤味噌の味は、今でもなんとなく覚えているし、大好きな塩辛い梅干しも実家の味だなぁとホッとします。食を通した季節ごとの家族行事の記憶と、味覚の記憶=母の味を娘に残してあげたいなぁと思うのです。

去年初めて作った梅干しは、無事に実家のそれと同じ味になりました。夫には塩辛すぎるようですが、私の大事な味覚の記憶を自分で再現できて嬉しい。梅は奮発していいものを購入したので、実家のものより更においしいものになりました。そして味噌。どうなるだろうか。どちらもまだ一年生ですが、ここから何十年と続けて、私の味とやらを見つけていきたいと思います。

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