すでに、11/7から冬がスタートしています。季節に沿った日々の過ごし方や食養生があるなか、冬はこの一年頑張ってくれた臓腑を休め、また来年から元気にスタートできるよう身体を労る時期でもあります。寒さや年末の慌ただしさで体調を崩さぬよう、冬の食養生で身体を整えていきましょう。

今回は、前回の記事の続編として、冬の五臓「腎」とアンチエイジングについてお伝えします。

前回の「冬の食養生」の復習

・冬は、身体を労わり睡眠時間をたっぷりとる
・冬に活発に働く五臓は「腎」
・食事は、身体を温めるものを中心に

腎を労る=アンチエイジングにつながるって本当!?

誰もがいつまでも若々しくありたいと願うもの。実は五臓の腎は老化防止と深い関わりがあります。冬の臓である腎を今労わることはアンチエイジングに直結します!中医学では腎は「先天の本」と言われ、生命の根本であり、全身の陰陽を生み出すもとと考えられています。両親から遺伝により引き継ぐもの(先天の精)も腎に蓄えられます。さらに、気・血・水(津液)のもととなる精気も貯蔵され、まさに全身のスタミナのもと。

精気が不足すると起こりやすい症状

・成長、発育、生殖機能に影響が出る(子供の発育が遅い、もしくは早期の老化、不妊症など)
・耳鳴り、耳が遠い、物忘れ、
・髪に艶がなく抜けやすい、歯が悪くなりやすい、精神が不安定になる、などの老化と呼ばれる症状が起きやすい

エネルギッシュでバイタリティのある人は腎の精気が充実しています。でも元々虚弱体質だから…という方も大丈夫。親から譲りうけた「先天の精」は、毎日の食事で摂取した栄養が脾胃から運ばれる「後天の精」によって絶えず補給されています。つまり、日々の食事によって元々の体質を補う老化防止策がとれるということ。冬によい食材は腎を滋養するものが多いので是非参考にして毎日の食事にとり入れてみてくださいね。

冬に積極的に食べたい食材は、「こちら」で要チェック!