竹内:一回目、二回目とひとつの野菜をテーマにお伝えしてきましたが、いかがでしたか。毎日の献立を考えるというのは、大変なこと。考え方のヒントを元に、日々の料理に役立ててもらえればと思います。

第三回のテーマは「野菜の組み合わせ」です。

竹内:今回は、ちょっと趣向を変えて野菜の組み合わせ方についてお話します。ここでポイントになるのが「同旬・同種・同科」。同じ旬、同じ種類、同じ科目のものは絶対に合います。おいしいというのは、食べられる・食べられないと言うレベルではありません。相乗効果でお互いのおいしさを引き出すということ。

例えば、どのような組み合わせがありますか。

竹内:オススメは、今回のレシピでお伝えする旬のトマトと桃。同じセリ科のセロリと人参を一緒にスライスしてサラダにするのも良いですね。

他には、ウリ科のメロンとキュウリもサラダに合います。食べ応えが欲しいときにはアジやエビなどのたんぱく質を足してください。多くの人に好まれる味になります。さらにアクセントをつけるにはミントやバジルを。でも、足すことはいくらでもできますが、引くとごまかしがききません。素材レベルでいいものを選んで欲しいですね。

おいしいトマトの選び方と保存方法

野菜の組み合わせで、さらに美味しく!

竹内:おいしいトマトとは、酸味・甘味・旨味の3つのバランスが整っていること。種は酸味、果肉は甘味、そして皮は旨味が詰まっています。おへそ部分に放物線が入っているものを選びましょう。

保存したいときは冷蔵庫ではなく、冷暗所へ。

おいしい桃の選び方と保存方法

竹内:おいしい桃は、まず香りが立っています。産毛が立っているものはまだ若い証拠ですから、産毛が寝ているものを。それから、左右対称の大きさであること。するっと皮が剥ける桃より、皮に実が残るくらいがおいしい。

植物は、育つ段階で細胞分裂を起こします。みかんで考えるとわかりやすいです。皮がブカブカのみかんは、皮と実の成長が合っていないということ。桃も、みかんも皮が剥きにくいのは、一定のスピードで成長した証と言えます。

温度や湿度に敏感な桃の保存は、基本的には常温で。柔らかめの桃は、新聞紙に包み風通しの良い冷暗所へ。

今日のまとめ「野菜の組み合わせ編」

・野菜を組み合わせる時は「同旬・同種・同科」の意識を

・トマトの選び方:お尻の部分が均等に放物線を描いているもの
・トマトの保存方法:風通しの良い冷暗所へ

・桃の選び方:香りが立ち、産毛が寝ているもの。左右対称の大きさのもの。
・桃の保存方法:基本的には常温で。柔らかめの桃は、新聞紙に包み風通しの良い冷暗所へ。

今日のレシピ

では、今日のレクチャーを活かしたレシピを紹介します。

野菜の組み合わせで、さらに美味しく!

竹内:今日のレシピは、トマトと桃のマリネ。包丁で切りがちなトマトですが、切れ目を入れて割くことがポイントです。味の馴染みが良くなりますよ。

レシピはこちら

次回はどんな食材について教えていただけるのでしょうか。楽しみにしていてくださいね。